ダイゴさんを囲む会始動

2020.05.16

 

今日はZoomで、恩師の教え子で現在都内で会社経営をしている方とお会いする機会があった。集まったのは僕の同級生、先生の教え子たちで大変実りある時間だった。

最初はビジネス関係の人ということで、少し侮っていたのか、自分は医療に貢献するということで驕りがあったのかもしれないが、軽く見ていた。ビジネスマンはお金を稼ぐことにしか頭が行かない人という印象があったからだ。

ただその印象はダイゴさんと話していくうちに解けていった。自分の何ステップも上を行くような、精神性の高い人というのはすぐわかった。やっぱり、余裕がある。

 

ダイゴさんは、自分探しの一環として、やりたいことを300も400も書き出したそう。

それを書き出していく上で、自分の傾向を知ったり、1つ1つのやりたいことに対して、「なんで?」と問いかけることでディープな部分で掘り下げていったそう。

 

お金を稼ぐだけというのは、すごい低いことだとわかった。

ダイゴさんはお金を増やすということではなく、それによって何をしたいのか、夢にフォーカスを当てていた。そこにフォーカスを当てることでクライアントは内向的な幸せに近づくことができる。そこまで、わかっているようだった。それを見抜くだけの実力、カリスマ性、信頼を得る力があると感じた。

このモデルは僕の医療でアプローチしていきたい部分に似ており、ダイゴさんと僕は似てると感じた。

貧しい人に、食料を与えたところで、その人たちが満腹になったとしても、もっと美味しいご飯を食べたいと思うだろうし、もしかしたらもっといい服を期待と思うかもしれない。それは際限がないことである。

それと同じように、医療でも、命を救ったところで、もっとQOLをあげたいって思うだろうし、健康な人はブランドものが欲しいといったり、タワマンに住みたいとか言い出すだろう。これに関しても際限はないことだ。

その、消費→満足→飽きるのループを断ち切るためには、内向的に幸せに向き合うしかないのである。自分の幸せに感じることはなんなのか。それに対する障壁を取り去るべきである。

 

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そこのディープな部分をほじくるのが楽しいと思った家庭医療実習を思い出した。医師としてやりたいのはそのくらいかなーという感じ。

正直いろんな国とかに行っていろんな文化の人と出会い、信頼関係を作りほじくるのが多分自分のやりたいことかなあ。それをやる道具として、公衆衛生というのが結構いいかもしれないと思い始めている。

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