塾終講

2019.12.03

4年にわたるクラスリーダー業務も終了。有終の美を重ねられたと自負しています。

この1ヶ月間、僕は、最後の授業で生徒になにを言ってあげられるか家にいる時も考えていた。ただの学生チューターだし、自分が生徒の人生に影響を与えようなんて大きなことは思っていない。ただ、最後の授業で言った言葉が海馬の端っこにでも引っかかって、それが人生に彩りを与えるもの、豊かになるもの、辛い時に助けてくれるものになれば、僕は嬉しい。ただのその気持ちだけだった。

 

結局僕が生徒に伝えたかったのは、情熱を羅針盤にして生きるということ。スケールが大きい話だけど、どこかで覚えていてくれたら嬉しいという思いで話した。役立ったとかそういうのは確認できないけれど、話を聞いてくれたことしっかりその時間を共有してくれたことが非常に嬉しかった。

 

この1年間生徒に愛情を持って接してきた。保護者でもなければ学校の先生でもない。週に数時間会うただの学生のアルバイトだけど、愛を注いできた。そこに損得はなかった。それがそれで幸せだった。そこで完結した愛。未来に希望を持って、“今”、生徒に話をできた。

いつか、またなにかご縁があれば!絶対あるけどな!