在校生へのメッセージ・その1

2020.06.03

 

素直が一番。子供のような笑顔で生きよう。

増田竜樹

 

はじめに

子どもってなんでエネルギッシュなんでしょう。そして個性豊か。元気はつらつな子もいればおとなしい子もいる。まさに十人十色。そして、みんな人生が楽しくて幸せそう。みんなの周りにはそういう大人いますか?

自己紹介

私は、浜松医科大学5年生の増田竜樹と申します。高校時代はバスケ部で部活に勤しみ、良い先生に囲まれて充実した日々を過ごしました。大学の卒後の進路はもちろん医師になる予定ですが、それに関してたくさんの成長を経験でき、多くの気づきがあったのでシェアしたいと思います。

急に現れた将来への不安

「医学部でたら何するの?」大学で3年くらい何も考えず遊んで、急に気になりだしたこの言葉。そこで初めて自分がいかに適当に考えていたのか気づきました。そして、自分は自分のことを何も知らなかった。20年以上増田竜樹やってきているのに何にもわからなかった。

自分探し

まず、自分は何をしたいのか考えました。浮かんできた願望に対して、それはなんで?と自分を自分で質問責めにして、その気持ちがどこから来るのかをなんとなくでもわかるようになるまで繰り返しました。自分は探すもんじゃなくてもともと自分の中にあるもの。自分探しの旅で海外に行こうが、いつでも見つめるのは自分の内側です。

現れた幸せの邪魔者

自分の内側を見つめるとだんだん気づいてきたのが、たくさんのものに自分は縛られているということです。例えば、プライド。僕の大学には、ガリ勉はダサくてコスパいいことがかっこいいみたいな風潮があります。ポテンシャル高いみたいな。これめっちゃダサいじゃんって気づくのに3年かかりました。(笑) 変なプライドが邪魔して、授業中興味あることに質問できなかったり、大きな夢を持つことをかっこ悪いと思ってしまったり、散々でした。もっとも今はそういうしょうもないことは忘れちゃいました。自分のやりたいことを最優先にしたんです。周りの目は関係なく。つまりは、自分に素直になりました。ここから僕の人生は波に乗って行きました。

素直になるだけでいい方向へ

自分に素直になろうと心がけるようにしたことで、多くの嬉しいことが起こりました。実習で出会った先生に途上国支援をしたいという夢を素直に語ったことで、その先生の研究に参加して、外国人向けクリニックの手伝いをしたり、海外に興味がある人たちを紹介してくれてそこからまたたくさんいい出会いがあったりと、

 

とにかく、素直になってください。常識とかお金とか社会的地位より大事なのは、自分の幸せです。幸せは自分の源からくるものなので、生まれたときに近い素直な自分に、子どものような無邪気な自分に戻ってください。

常識的に〜とか社会的に〜とか言われたら、子どもだから難しいことわかんな〜いって心の中で思って笑ってごまかしましょう。そして、自分の幸せを追いかけてください。